映画の一つひとつのシーンや台詞には、社会に潜む様々な問題が凝縮されている。オバマ政権となってからの現代アメリカ社会が抱える問題や文化の諸相を、20本を越える映画を題材に多角的に分析し解説する。

内容:オバマとリンカンの点と線 伊藤真悟著. 正義と権力とFBI 寺嶋さなえ著. CIAによる狂気のビン・ラディン追跡劇 小沢奈美恵著. ウォールストリートの壁 越智道雄著. グアンタナモをめぐる攻防 坂本仁著. ユダヤを巡る多様性と可能性 伊達雅彦著. 宗教の政治化への異議 石塚幸太郎著. ウィキリークスが政府・既存メディア・プライバシーに与えた衝撃 マイケル・F・クボ著 小澤奈美恵訳. モーゼ・ジェネレイションとヨシュア・ジェネレイション 越智敏之著. ゲイ・カウボーイと自閉するアメリカ 塚田幸光著. シンデレラ・イン・ニューヨーク 成実弘至著. 現実世界のコミックヒーロー 遠藤徹著. 惑星的危機意識というプロパガンダ 岩政伸治著. ヒスパニック系移民とファレスの「フェミサイド」 宗形賢二著. 変貌する多民族国家に見る「白人性」 塩谷幸子著. ポスト人種社会へ向けた人種差別風刺コメディ 鈴木繁著