書名 |
海の生き物はなぜ多様な性を示すのか 数学で解き明かす謎 共立スマートセレクション 1 |
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著者 | 山口 幸∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 共立出版 | |
出版年 | 2015.11 | |
ページ数 | 163p | |
大きさ | 19cm | |
ISBN |
4320009010, 9784320009011
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内容紹介 |
海洋生物の多様な性の謎に迫るシリーズ。第1巻は、「残せる子どもの数を最も多くする生き方が選ばれてきた」という適応の考え方をもとに、生物現象の「なぜ」を、数理モデルを使って解明していく。
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目次 |
1 海洋生物の多様な性;1.1 常識はずれの性の世界へ;1.2 性のミステリーを数学で解き明かす
2 海洋生物の最適な生き方を探る;2.1 魅惑の生物に出会う;2.2 フジツボの多様な性;2.3 フジツボの生活史;2.4 最適な生き方をモデル化する;2.5 最適値を求めるには;2.6 モデルの結果を読み解く―最適な生き方をとる意味
3 生物における性の配分問題を扱う;3.1 なぜ雄と雌の数は1対1なのか;3.2 同時的雌雄同体における資源投資の悩み;3.3 精子を食べられると精子が増える?;3.4 性の配分がもたらすさまざまな現象
4 誰がどんなときに性を変えるのか;4.1 性転換する生物とその方向;4.2 どんなときに性を変えるのが有利なのか;4.3 フグの仲間の性転換の謎;4.4 中間サイズ性転換をモデル化する;4.5 雌の縄張りの質をどう評価するか;4.6 どんなときに中間サイズの雌が性転換するか;4.7 中間サイズ性転換モデルから見えてくること
5 生物の性決定と性的二型の進化;5.1 遺伝性決定と環境性決定;5.2 甲殻類の寄生者「フクロムシ」;5.3 フクロムシの繁殖システムと幼生の性的二型;5.4 それぞれの性決定方式における幼生サイズの進化;5.5 遺伝性決定と環境性決定,どちらが進化するか;5.6 フクロムシ研究から見えてくること
6 海洋生物における雌雄性の進化ゲーム;6.1 雌雄の体の大きさの不思議;6.2 矮雄がなぜ進化できたのか;6.3 雌雄をめぐる進化ゲーム;6.4 矮雄と雌雄同体が共存するには;6.5 生活史の選択に制約がある場合
7 性の可塑性と性システムの進化;7.1 性の可塑性とは何か;7.2 フジツボにおける連続的な性;7.3 肩乗り処理実験による性の可塑性検証;7.4 沖縄美ら海水族館でのフジツボ調査;7.5 ハコエビに付着するヒメエボシの生活史と宿主上での分布;7.6 ヒメエボシの可塑的な性?;7.7 性の可塑性と矮雄の進化のシナリオ;7.8 資源配分モデルから考えた性と性システム
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キーワード | 海洋生物学 生物多様性 生物数学 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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