現在と将来の日本の安全保障を考える際に押さえておくべき文脈や課題を多面的に整理。時代状況の変化に伴って、安全保障に関する論理の転換をはかる必要性を示す。シリーズ全体を貫く問題意識を提示する導入巻。

内容:なぜいま日本の安全保障なのか 遠藤誠治著 遠藤乾著. 安全保障論の転回 遠藤乾著. 安全保障の政治的基盤 石田淳著. 日本の国家安全保障 中西寛著. 変容する政策決定過程 久江雅彦著. 問題としての中国 川島真著. 沖縄/日本の安全保障 古関彰一著. 不可視化される国連 山田哲也著. 9・11の衝撃 中村研一著. 批判的安全保障論から見た3・11 土佐弘之著. 共通の安全保障は可能か 遠藤誠治著