福島第一原発事故は未だに終息の目途が立っていない。また、原発に限らず、現代社会はブラックボックスだらけである。進行中の転換期を生きる知恵を、共に考えるために2011年8月に開催した市民文化フォーラムの集会の記録。

内容:福島原発事故と犠牲のシステム 高橋哲哉述. 福島原発事故は私たちに何を知らせているか 小泉好延述. 私たちはどういう社会を構想していくのか 内海愛子述. 脱原発と民主主義の再編 市野川容孝述. 福島原発事故をめぐる問題と課題 海老坂武ほか述. 東電福島第一原発事故発生から一年半 菅井益郎述. サルトル的な発想 海老坂武述