雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を妻とともに過ごしていた折、法然の訃報が届く。師を喪った親鸞は自分自身の念仏を極めることを決意する。