今日なお影響を与え続けるジル・ドゥルーズは、哲学史研究から出発し、独自の哲学を打ち立てたあと、精神科医フェリックス・ガタリと共著を生み出し、晩年には芸術論に取り組んだ。多様な顔をもつ哲学の思想の核心と実践的意義を探る。

内容:自由間接話法的ヴィジョン . 超越論的経験論 . 思考と主体性 . 構造から機械へ . 欲望と権力