内容:東アジアにおける「文」の概念をめぐる覚え書き 鈴木貞美著. 日本古代の文字文明 新川登亀男著. 「言」「語」と「文」 河野貴美子著. 『源氏物語』の「ふみ」と「文」 陣野英則著. 大宝二年度遣唐使が日本の文筆にもたらしたもの 高松寿夫著. 嵯峨朝における「文章経国」再論 Wiebke DENECKE著. 福地源一郎の「文」学 山田俊治著. 「文道の大祖」考 吉原浩人著. 「文章」と「才学」 佐藤道生著. 〈文人〉精神の現代的展開 林浩平著. 『古事記』序文生成論典拠再考 瀬間正之著. 詠物と言志 蒋義喬著. 詩歌の日記化と白楽天の詩歌 張哲俊著. 〈花鳥風月〉形成への道 後藤昭雄著. 『新楽府略意』と『唐蒙求』 Jennifer GUEST著. 成島柳北の戯文と擬文 Matthew FRALEIGH著. 感情表現としての「文」の近代 Daniel POCH著. 雑誌『文』における「文」 宗像和重著. 〈文〉の学の近代へ 神野藤昭夫著