科学・技術はいまや社会と個人に浸透し、夢への単純な投資たりえない。今後どうあるべきか、どうあり得るのかを探る。現代社会の全体像を把握し、新たな知の基盤を築くための挑戦。

内容:アクチュアリティを取り戻す 中島秀人著. 社会派科学哲学の復権 伊勢田哲治著. 技術観のゆらぎと技術をめぐる倫理 直江清隆著. 「有用な科学」とイノベーションの概念史 隠岐さや香著. ポスト冷戦期日本の科学技術政策 綾部広則著. 科学/技術への民主的参加の条件 平川秀幸著. 日本型リスク社会 神里達博著. 専門的判断の不定性 本堂毅著. 社会における生命科学の今とこれから 加藤和人著. 科学技術の公共的意思決定と専門家の役割 詫間直樹著 中島秀人著