今日、欧米や東アジア文化圏で新たな展開を見せるカント哲学と諸科学や現代哲学との対話・対決を通して、その歴史的現代的意義を探る。

内容:カントの生涯と著作 牧野英二著. 批判哲学とは何か 有福孝岳著. 空間と時間 田山令史著. 認識能力の働き 桝矢桂一著. カテゴリーの問題 山下和也著. 図式論と原則論 井上義彦著. 物自体・対象・実在 牧野英二著. 理性と無制約者 福谷茂著. 自然科学の形而上学的原理 犬竹正幸著. 自由の問題 大橋容一郎著. 善意志の倫理学 有福孝岳著. 定言命法とはなにか 竹山重光著. 最高善の問題 山本精一著. 根本悪の問題 佐竹昭臣著. 反省的判断力と合目的性の原理 円谷裕二著. 美的判断と趣味の問題 門屋秀一著. 共通感覚 長野順子著. 目的論と生命の問題 望月俊孝著. カントの歴史哲学 佐藤慶太著. 法と政治の原理 樽井正義著 石田京子著. 人間学 八幡英幸著. 応用倫理学に召喚されるカント 御子柴善之著. カントの永遠平和論と現代の世界 寺田俊郎著. カント年表 内田浩明著 桝矢桂一著