日本を代表する俳優・菅原文太が、自身がパーソナリティを務めたラジオ番組で語った言葉を「食と農業」「原発と復興」「日本国憲法」「沖縄基地問題」などのテーマごとに分類し紹介。"遺言"とも呼べる1冊。

内容:自然農法へのこだわり 木村秋則述. 儲け重視の農業からの脱却 柴田明夫述. 昔ながらの里山資本主義へ 藻谷浩介述. 農業の再興を目指す 小泉武夫述. ビキニ事件の真実 大石又七述. 足尾銅山鉱毒事件と福島原発 菅井益郎述. 原発事故後の欺瞞 井戸川克隆述. 会計の視点から見る原発 吉原毅述. 東北の「新生」に必要なこと 立谷秀清述. 海から見る、東北の震災 八幡暁述. 東北人の生きざま 塩沼亮潤述. 地方主体の復興のあり方 多田欣一述. 憲法を軽んずる政治家へ 水島朝穂述. あいまいな終戦と憲法問題 前泊博盛述. 核廃絶と平和への願い 谷口稜曄述. 本土から見えない沖縄の真実 富田詢一述. 基地に対する沖縄の葛藤 島袋清徳述. プライドも思想もなき日本 佐藤優述. 自然との付き合い方をどう学ぶか 畑正憲述. これからの日本を動かす基軸 半藤一利述. アメリカに従属する日本 孫崎享述. 目指すべき社会の理想像 保坂展人述