権力に従順な中央紙VS批判力を失わない地方紙。その地方紙の見識の実態を現場記者が報告。PART1「いま、なぜ地方紙の時代か」、PART2「地方紙が訴える時代の争点」を掲載する。

内容:地方紙のゆくえ 内田樹著. 地方紙の連帯でジャーナリズムの危機を乗り越える 花田達朗著. 地域の崩壊を食い止めるジャーナリズム 金子勝著. 国民の総意は地方紙にこそあらわれる 小松泰信著. ポスト真実ではなく、あるべき報道のために 永田浩三著. お試し改憲など言語道断憲法を国家権力に委ねてはならぬ 北島三男著. 地域の一人を守ることが世界を変える差別・排外主義と地続きの国家主義を撃つ 石橋学著. 「ポスト真実」の時代のネット報道を構築沖縄の米軍基地問題への誤解・デマを解く 平良秀明著. 東北から「違和感」を発信する 川口桂子著. 複数の時間を響かせるために 木村友祐著. 東日本大震災・被災地の人口急減の実態を報告人口減少に適応した適少社会を構想 中島剛著. 放射性物質に苦悩する農林漁業者の声を届ける被災地の姿が忘れられないために 紺野正人著. TPPから農業を守ると言い切れるのか地域社会の切実な目線から発信 森川純著. 国民の理解を置き去りにするTPP交渉「小さな農業」を守ってこそ地域が成り立つ 中河孝博著. ゼニカネの話が全てになってはいないか?TPPは都市部を含めたみんなの問題 毛利聖一著. 「地方消滅」の現実を問う 荒木紀貴著