書名 |
昭和二十年夏、女たちの戦争 角川文庫 か58-2 |
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著者 | 梯 久美子∥〔著〕 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 角川書店、角川グループパブリッシング(発売) | |
出版年 | 2012.7 | |
ページ数 | 287p | |
大きさ | 15cm | |
ISBN |
4041003822, 9784041003824
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内容紹介 |
太平洋戦争中に青春時代を送った5人の女性たち。それは悲惨な中にも輝く青春の日々だった。妻でもない、母でもない、女として戦時下を生きた5人の女性たちの証言から戦争を読み解くシリーズ第2弾。
内容:実らないのよ、なにも。好きな男がいても、寝るわけにいかない。それがあのころの世の中。それが、戦争ってものなの。 近藤富枝述. 空襲下の東京で、夜中に『源氏物語』を読んでいました。絹の寝間着を着て、鉄兜をかぶって。本当にあのころは、生活というものがちぐはぐでした。 吉沢久子述. 終戦直後の満州・ハルビン。ソ連軍の監視の下で、藤山寛美さんと慰問のお芝居をしました。上演前に『インターナショナル』を合唱して。 赤木春恵述. はじめての就職は昭和二〇年春、疎開先の軽井沢。三笠ホテルにあった外務省の連絡事務所に、毎日、自転車をこいで通いました。 緒方貞子述. 終戦翌年の春、青山墓地で、アメリカ兵から集団暴行を受けました。十四歳でした。母にだけは言ってはいけない。そう思いました 吉武輝子述. 薔薇のボタン 梯久美子著
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キーワード | 太平洋戦争(1941~1945) | |
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