書名 |
小説進撃の巨人反撃の狼煙 |
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著者 | 松田 朱夏∥著、諫山 創∥原作、渡辺 雄介∥脚本 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 講談社 | |
出版年 | 2016.2 | |
ページ数 | 159p | |
大きさ | 18cm | |
ISBN |
4062198878, 9784062198875
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内容紹介 |
映画「進撃の巨人」スピンオフドラマ「進撃の巨人 反撃の狼煙」をノベライズ。治安統制局のイズルは、巨人の研究を秘密裏にすすめるハンジの巨人への情熱に巻き込まれていく。巨人を駆逐するための3つの鍵とは?
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目次 |
百年以上前――突如現れた〈巨人〉たちによって、文明は崩壊した。;知性もなく、目的も定かではなく――ただ人間を貪り喰らう〈巨人〉の群れと、それに対抗しようとした人間との戦いにより、世界の全ては破壊しつくされた。これを、後に人は〈巨人大戦〉と呼んだ。この〈巨人大戦〉を生き残った者たちは、巨人の侵攻を防ぐため、巨大な壁を三重に築き、その内側に生活圏を確保して平和を保っていた。〈巨人〉の大きさはまちまちだが、最大でも身長十五メートル程度と言われており、その高さを遙かに超える五十メートルの壁の中には入ってこられない。彼らには道具を使ったり、互いに協力したりする知恵はないからである。;いびつな三重の同心円の、その最も内側の壁――〈奥乃壁〉の中心部は、政治の中枢である官公庁。その外側に広がる商工業がメインの都市部を、二番目の壁――〈中乃壁〉が守る。;さらにその外が食料生産を担う農地で、それを囲む最後の壁は〈外乃壁〉と呼ばれていた。;そこが人類領域の最果てである。その向こうは〈大戦〉の激闘により汚染され、とうてい人の住める場所ではなくなったという。人々は、そうして整えられた秩序に安穏とし、いつしか、壁の外側について語ることは人々の禁忌となり、外へ出たいと願う者は〈異端者〉として排斥されるようになっていった。
だが――百年続いた安全は、あっけなく崩壊する。
ある日――前ぶれもなく現れた、〈壁〉の高さをはるかに超える超大型の巨人が〈外乃壁〉を蹴破ったのだ。そして――破られた壁の穴から、無数の巨人たちが侵入してきた。三メートル級から十五メートル級まで、ありとあらゆる大きさの巨人が、薄ら笑いを浮かべながら街を蹂躙し、逃げ惑う人々をつまみ上げ引きちぎり、次々に食い殺していった。
地獄絵図の果てに、人類は〈外乃壁〉を放棄し、〈中乃壁〉の内側まで撤退を余儀なくされた。;農地の殆どを失い、深刻な食糧不足となった人々は、〈外乃壁〉奪還のために試行錯誤を繰り返すことになる。
これは、その最後の奪還作戦に、一縷の望みをかけた人々の物語である――――。
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キーワード |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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