公共事業を軸とした地域再生に戦略やデザインをいかに導入するか。人とインフラを繋ぎなおす空間デザインと、その実現に向けたマネジメントの方法や行政の役割を多角的に詳解。最前線の方法論や実践事例から、新たな「公共デザイン」の枠組みを導き出す。

内容:土木デザインから公共デザインへ 福島秀哉著. 景観を手がかりとした公共分野のデザインとマネジメント 山口敬太著. 公共デザインを支えるデザイン行政 西村亮彦著. 居場所としての公共空間のデザイン 長谷川浩己著. 公共デザインのなかの土木デザイン 星野裕司著. 地方都市を再生する公共デザインの力 柴田久著. 法律・計画・事業を結ぶ景観計画とアーバンデザイン 宮脇勝著. 景観・まちづくりの計画制度による公共デザインの質の担保 脇坂隆一著. 公共空間の再生をマネジメントする地方自治体の役割 新屋千樹著. 対話でつくる駅前の賑わいと都市軸景観 八木弘毅著. 「街の庭」をもつ街路 吉谷崇著. みんなで創る門前町の景観と歴史のまちづくり 中島恒次郎著. 人と生き物の関わりを再生する市民主導の里づくり 奥田好一著. 生業と誇りの継承へ、農と流水の営みをデザインする 西山穏著. 温泉地の情緒をつなぐ小さな整備の連鎖的展開 德永哲著. 地域の源流を読み、ツボを押さえるデザイン戦略 安仁屋宗太著. まちの価値をリニューアルする市民×行政の地域活動づくり 高尾忠志著 永村景子著. 復興のシンボル空間を実現した官民連携の仕組み 末祐介著. シーンで未来を共有する住民協働の復興まちづくり 二井昭佳著