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■資料情報

書名

大震災の生存学

著者 天田 城介∥編著、渡辺 克典∥編著、栗原 彬∥〔ほか著〕
著者典拠
出版者 青弓社
出版年 2015.11
ページ数 216p
大きさ 19cm
ISBN
4787233920, 9784787233929
内容紹介
戦後日本を襲った阪神・淡路大震災と東日本大震災は、障害者、高齢者、外国人や移住者など社会的なマイノリティの日常をどのように変容させたのか。第一線で活躍する研究者たちの成果をまとめた論考集。
内容:大震災・原発災害の生存学 栗原彬著. 東日本大震災と障害をもつ人の「生」 土屋葉著. 被災障害者支援の復興市民活動 佐藤恵著. 阪神・淡路大震災での障害者支援が提起するもの 野崎泰伸著. 数え上げの生存学に向けて 天田城介著. 大震災後の地域支え合いの福祉拠点 石井敏著. 非常事態のなかのダイナミズム 郭基煥著. 三・一一から考える在日ブラジル人の災/生 アンジェロ・イシ著. 田舎はなくなるまで田舎は生き延びる 立岩真也著
目次
はじめに 渡辺克典
第1章 大震災・原発災害の生存学――生存のための身振り 栗原 彬; 1 東日本大震災・福島原発災害に照らし出された社会的排除; 2 原発災害難民の生存学; 3 社会的排除を超える生存のための身振り; 4 「ほとりに立つ」身振りの論理構造
第2章 東日本大震災と障害をもつ人の「生」 土屋 葉; 1 生存の困難――Aさんの経験; 2 「福祉」枠への移行――Bさんの経験; 3 障害者運動との出会い――Cさんの経験
第3章 被災障害者支援の復興市民活動――阪神・淡路大震災と東日本大震災での障害者の生とその支援 佐藤 恵; 1 被災障害者が抱える困難; 2 ピア・サポートとボランティア/NPOによる支援; 3 東日本大震災での支援のポイントと困難; 4 日常時からの取り組み
第4章 阪神・淡路大震災での障害者支援が提起するもの 野崎泰伸; 1 極私的被災体験; 2 被災障害者の実態から――語られず、騙られるという問題; 3 阪神・淡路での障害者:1――障害者による復活・救援活動; 4 阪神・淡路での障害者:2――震災以前の運動の存在; 5 いのちの線引きの正当化に抗する――結びにかえて
第5章 数え上げの生存学に向けて――福島第一原発事故をめぐる高齢者たちの生存 天田城介; 1 現代日本社会を映し出す「根なし草」的社会関係; 2 福島第一原発事故の被害による飯舘村の人々の社会関係の分断; 3 飯舘村の人々の社会関係のさらなる分断; 4 寿町での日雇い労働者たちのギリギリの社会関係; 5 数え上げの生存学に向けて
キーワード 東日本大震災(2011)-被災者支援 阪神・淡路大震災(1995)-被災者支援 社会的排除-日本 社会的包摂-日本

 

■蔵書状況

所蔵: 1    予約: 0 件
所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 種別 備考
雲の上の図書館 ライブラリー4:未来のおもい① - あ-1-4 F303/ダ 100057658 一般図書
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