現在と将来の日本の安全保障を考える際に押さえておくべき文脈や課題を多面的に整理するシリーズ。第2巻は、パワー・シフトのなかで、日米安保・自衛隊の役割を問い直し、東アジア秩序を転換する道を探る。

内容:安保条約の論理とそのジレンマ 豊下楢彦著. 日米安保のグローバル化 石川卓著. 日米外交における「米国」とは 猿田佐世著. 米国の安全保障戦略とアジア太平洋地域へのリバランス マイク・モチヅキ著 遠藤誠治訳. 「核なき世界」とアメリカの核の傘 吉田文彦著. アメリカの核不拡散秩序と日米関係 秋山信将著. 自衛隊は国土を守れるか 半田滋著. 抑止力と紛争回避・危機管理 柳澤協二著. 九条の軍隊の可能性 前田哲男著. パワー・シフト時代の安全保障構想 遠藤誠治著