「3.11」という経験は、何を問いかけているのか。現在進行形の問題を、歴史的な視座と国内外を貫く問題意識から思想的に掘り下げる。研究者の座談会と論考、ジャーナリストのルポから、今後の思考や行動へのヒントを探る試み。

内容:津波の現場から 葉上太郎著. 津波被災地から考える 栗原彬〔ほか〕述 苅谷剛彦〔ほか〕述 杉田敦〔ほか〕述. 海猫と学校 苅谷剛彦著. 津波後 テッサ・モーリス‐スズキ著. 原発避難の現場から 葉上太郎著. 原発危機のただなかで 栗原彬述 テッサ・モーリス‐スズキ述 苅谷剛彦述 吉見俊哉述 杉田敦述. 福島で遭遇する二つのラッキードラゴン 栗原彬著. 三・一一以後の論理と心理 杉田敦著. 放射能の雨のなかをアメリカの傘さして 吉見俊哉著