建築家からユーザーの立場へ、アートからデザインへ。「モダニズム運動の陰で捨象された"近代"をとらえる精細でオルタナティヴな視点の探索」の試みとして、12の書を読み解く。巻末に「難波研究室必読書30冊」を付す。

内容:建築の物語 西島光輔著 栃内秋彦著. 技術の起源へむかって 難波和彦著. 「+20年」の推測から確信へ 小林恵吾著. プログラム-調査-理論化-デザインの連鎖 難波和彦著. 「崇高」が現代にもたらすもの 遠藤政樹著 佐々木崇著. 美学の深度 難波和彦著. 正しい誤読法 服部一晃著. 機能主義2・0 難波和彦著. ヴァナキュラーから建築を考える 岩元真明著 川島範久著. 自然と作為のデザイン論 難波和彦著. 知覚の多様性と対立性 岡崎啓祐著 光嶋裕介著. 生態学的建築論をめざして 難波和彦著. 大都市のゴッドマザー 岩元真明著. 自生的デザインの可能性 難波和彦著. 仕掛けられた難解な計画=企画をどう読みとくか 龍光寺眞人著. 抑圧されたモダニズムの回帰 難波和彦著. ノイジーな計画学 中川純著 田中渉著. 決定論的カオスの教え 難波和彦著. 建築における「国家的なもの」のゆくえ 千種成顕著 梅岡恒治著. 「日本的なもの」のデ・コンストラクション 難波和彦著. 「鉄骨」と「室内」の弁証法 岩元真明著. 歴史の効用 難波和彦著. 欠乏から生まれる新しいリズム 杉村浩一郎著 佐藤大介著. 建築の原型へ 難波和彦著. 難波研究室必読書30冊 難波和彦著