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今日、11月15日はきものの日です。
11月15日といえば七五三ですが、その七五三の日に家族揃って着物で出かけて
ほしいとの願いから、1966(昭和41)年に全日本きもの振興会を設立する時に
あわせて制定しました。
現在では成人式や結婚式など人生の大事な式典で着用する「晴れ着」のイメージ
の強い着物ですが、昭和30~40年代初めごろまでは和服を普段着として着る女性
も多くみられました。
今日の1冊は『【新版】中原淳一 きもの読本』(中原淳一/著)です。
昭和のはじめに発行されていた少女雑誌「少女の友」の人気画家として有名な中原
淳一ですが、ファッションやインテリアなど幅広い分野で活躍しました。
そして日本人を最も美しく見せるのは着物だと考えていたこともあり、着物に対す
る造詣が深く、着付けも大変上手だったそうです。
本書では、たくさんのイラストとともに色や柄、着付けなど、着物に関することが
たくさん書かれており、着物文化の美しさを感じられる1冊です。