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本日10月22日は、「即位礼正殿の儀の行われる日」です。
今年は、天皇陛下が御退位されるとともに、新天皇陛下が御即位され、新たな元号に
変わる特別な年に当たります。
今回のように、天皇陛下の御退位と皇太子殿下の
御即位が同時に行われるのは約200年ぶりのことであり、憲政史上初めてのことだそうです。
御即位に際し、国民こぞって祝意を示すため、「天皇の即位の日」の5月1日と、
「即位礼正殿の儀の行われる日」の10月22日が、今年に限り「国民の祝日」となります。
即位を公に宣明されるとともに、その御即位を内外の代表がことほぐ儀式です。
今年10月22日に、国事行為である国の儀式として、宮中において行われます。
今日の一冊は、『天皇の即位儀礼と神仏』(松本郁代/著)です。
歴史上、即位儀礼における皇位の正統性や権威はいかに創出されたか。
儀式書や聖教を読み解き、神仏と天皇の関係から即位儀礼の本質に迫る参考書となっています。