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今日、11月25日は「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」です。1999
(平成11)年12月17日の国連総会で制定されました。1961(昭和36)年の
この日、ドミニカ共和国の政治活動家であったミラバル3姉妹が、ドミニカ
の支配者ラファエル・トルヒジョの命令により惨殺された。
今日の1冊は、『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話
を。』(小川 たまか/著)です。女性に対する暴力や、社会での不利な立
場など、具体的な事例を基に記述されています。日常にある「もやもや」や
悔しさ、理不尽な事は堂々と声に出して否定していい。それを言わなければ、
世の中は平和で、誰も怒らない。ですが、少なくとも私は、見えない人、見
えないふりをする人、にはなりたくないと感じました。
皆さんは、この本を読んでどう感じるでしょうか?男性、女性、それぞれ感
想は異なるかと思いますが、今こそ多くの人に読んでもらいたい1冊です。