日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定。平安時代のこの日に、文徳天皇の
第一皇子・惟喬親王(これたかしんのう)が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願
の日のこの日に漆の製法を菩薩から伝授したとされる伝説からといわれ。
この日は、以前から漆関係者の祭日で、 親方が職人に酒や菓子などを配り労を
ねぎらう日でした。
今日の一冊は、『毎日つかう漆のうつわ』(日置 武晴/赤木 明登/高橋 みどり/著)
です。ウルシは最もすぐれた塗料といわれ、やさしい手ざわり、ほのかなぬくも
り、とろっとした口あたり…。基本のお椀から、あると楽しいうつわまで。輪島
の塗師と人気スタイリストが、毎日使える漆のうつわを紹介します。