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12月31日は、大晦日。
1年の終わりの日。月末のことを晦日「みそか」・「つごもり」と言い、年末の
最後の晦日なので大晦日・大晦といいます。「みそか」は三十日の意、「つごも
り」は月篭りが転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つ
ごもり」と呼んだ。
今日の一冊は、『紅白歌合戦と日本人』(太田少一/著)です。
今なお、40%台の視聴率を誇る、紅白歌合戦。「紅白」の歩みは、私たち日本人
の歩みでもありました。美空ひばり、坂本九、山口百恵、都はるみ、SMAP、
美輪明宏・・・。大晦日の夜、時代を彩る歌手が一堂に会し、その年のヒット曲を
懐かしの歌を、心に残る名曲を歌い上げる。時代とともにそのあり方を変えながら、
国民的テレビ番組であり続ける「紅白」に、私たち日本人は何を求めてきたのか。
今日に至るまでの「紅白」の歴史をたどり直し、日本人の心の軌跡を描き出す渾身
作!
小学校の頃は唯一遅くまで起きて見ても許された「紅白歌合戦」。家族の中のひと
つの恒例行事でもありました。今でもその習慣は残り続けています。古き良き時代
と現在はつながっていますね。