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今日、1月9日は「とんちの日」。とんちで有名な一休さんから、「いっ(1)
きゅう(9)」の語呂合わせ。一休さんこと、一休宗純師は室町時代中期の
臨済宗の僧侶で、京都・大徳寺の住持でしたが、諸国を漫遊していたとの
ことです。
今日の一冊は、『一休さん』(杉山 亮/文 長野 ヒデ子/絵)です。
とんちが得意なお寺のこぞうさんの一休さん。あれこれやの問題を、お得意な
とんちでスカッと解決!明るく、かしこく、そして心優しい一休さんのゆかい
なとんちばなし。私が一休さんを知ったのはアニメです。特に「すきすきすき
・・・」ではじまるオープニングが印象的で、今でも覚えています。
そんな一休さんのモデル・一休宗純は、破天荒な方だったらしく、僧侶では禁
止されている肉や酒を摂取したり、女遊びをしたり、超重要な文書を燃やした
りなど想像つかない自由人だったそうです。しかし、そのありのままな生き方
が人々に親しまれ、「一休さん」として語り継がれる程、凄いカリスマ性を持
った人物だったんでしょうね。