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『遊星からの物体X』や『ハロウィン』でホラー・SFファンから一身に敬愛を受けるカーペンターは、1948年の今日、米国はニューヨークに生まれました。
常に斬新なアイデアと尽きない探究心で、巨額の予算で作られた大作に負けない傑作低予算映画を多く生み出す監督として知られています。
黒澤明やアルフレッド・ヒッチコックなど、古典映画や西部劇から影響を受けて映画の道に進んだ彼は特に人間の内面を巧みに描き出す手法に優れています。
大衆向けの映画であっても派手なアクションや通り一遍の恐怖演出に終わることなく、いつでも登場人物の背景を重要視する特質が、彼を大監督たらしめている所以ではないでしょうか。
今回ご紹介する『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』では、作り手からの具体的な作劇術を学ぶことで映画鑑賞に非常に役立つ素晴らしい本です。
あなたも映画通になってみては？
