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1975年4月30日、ベトナム戦争が終結しました。
第2次世界大戦中、フランス領インドシナにあったベトナムは、日本に占領されていました。日本の降伏後、ベトナムは独立に向かいます。60年に結成された南ベトナム解放民族戦線は北ベトナムの支援で、南ベトナム軍とこれを支援するアメリカ軍と戦争状態になります。共産主義化を嫌ったアメリカがベトナムの内戦に関与したのです。
この本の写真にあるように、アメリカ軍は最新の兵器を投入した圧倒的な軍事力で戦争を行います。しかし、ホーチミンらが率いる北ベトナムは、地上戦におけるゲリラ戦を展開。ベトナムの森に潜んで米兵を待ち伏せし、地元住民の協力も得るなど、地の利を生かした戦闘を繰り広げました。そうしてアメリカは国内の反戦運動もあり、ベトナムの政治を思うようにすることを断念したのです。
ベトナム戦争の犠牲者は、アメリカ人死者5万8000人以上、ベトナム人死者は戦闘員100万人、民間人400万人にのぼります。
いまもアメリカは他国の統治に介入を続けています。アメリカの人たちも、そして私たち日本人も、ベトナム戦争を学ぶべきは当然のことでしょう。


