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今日は、1987年に坂本龍一さんが、音楽プロデューサーとして参加した映画『ラストエンペラー』で、日本人で初めてアメリカのアカデミー賞作曲賞を受賞した日です。

 1987年公開の映画『ラストエンペラー』で音楽を担当し、デヴィッド・バーン、蘇聡とともにアカデミー賞作曲賞を受賞した。これは日本人として初めての快挙であり、翌1988年の授賞式で正式に表彰された。壮大で叙情的な劇中音楽は、映画の歴史的スケールや人物の内面を見事に表現し、世界的な評価を獲得しました。坂本は俳優としても同作に出演しており、その多才さも注目された。この受賞により、彼は国際的な映画音楽家としての地位を確立し、「世界のサカモト」として広く知られる存在となりました。

 

今日、紹介する一冊は、『音楽は自由にする』(坂本龍一//著)です。

 

 この本は、幼少期から57歳までの半生を自らの言葉で振り返った坂本龍一初の本格的自伝です。伝説的編集者であった父の記憶、幼稚園での初めての作曲、ピアノとの出会い、高校時代の学生運動など、音楽家としての原点が丁寧に語られています。さらに、東京藝術大学作曲科での学び、YMO結成と世界的成功、そして内部の葛藤や「反・YMO」期の心境も率直に明かされています。映画『ラストエンペラー』での苦闘と栄光、同時多発テロ後の価値観の変化、新しい音楽への探求など、激動の時代を生きる中で音楽がどのように彼を導き続けたかが浮かび上がる。華やかな表舞台の裏にある迷い、発見、挑戦が生々しく記され、坂本龍一という音楽家の思考と創造の源泉に迫る一冊です。

2026年 (令和8年)
6月11日(木)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)