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5月11日は鵜飼い開きです。

 岐阜市の長良川で1300年以上続く伝統行事「ぎふ長良川の鵜飼」が開幕する日です。鵜飼は10月15日まで、鵜飼休み(9月24日)や増水時を除き毎夜開催されます。開幕日には観覧船が夕方から次々と川へ漕ぎ出し、花火の打ち上げや新造船の進水式、安全祈願祭などが行われ、川沿いは華やいだ雰囲気に包まれる。夜になると、鵜匠が篝火を焚いた船を操り、鵜とともに鮎を狩る幽玄の漁が始まります。伝統装束に身を包んだ鵜匠の技と、篝火に照らされる川面の光景は、訪れる人々に古典絵巻のような情緒を感じさせ、岐阜の初夏を告げる象徴的な行事として、多くの観光客が楽しみにしています。

 

今日、紹介する一冊は、『白いカワウ アルビノカワウ、その発見と観察の記録』(佐藤孝二//著)です。

 

 愛知県美浜町・鵜の山で1991年に発見された白いカワウ、すなわちアルビノ個体の観察記録をまとめたものです。著者は長年カワウの生態研究に携わっており、偶然見つかった白色個体に強い関心を抱き、1991年から1994年にかけて確認された3羽のアルビノカワウを詳細に追跡しました。全身が白く、脚が黄色いという特徴からアルビノと判断され、その行動や生育状況を写真とともに記録しています。観察内容は、遊泳・採餌・闘争といった日常行動に加え、光に敏感な「羞明」などアルビノ特有の反応にも及びます。また、繁殖地での位置づけや群れとの関係、通常個体との行動差なども丁寧に描かれています。希少なアルビノ個体の発見から、その生態的特徴を科学的視点で整理したこの本は、野鳥研究や観察の貴重な資料となっています。

2026年 (令和8年)
7月15日(水)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)