すき焼き、ステーキ、焼き肉、とんかつ、焼き鳥、そしてマンモス…?古今の作家たちが「肉」について筆をふるう随筆アンソロジー。読めば必ず満腹感が味わえる「おいしい文藝シリーズ」第1弾。

内容:スキヤキスキスキ 阿川佐和子著. エラクなりたかったら独身だ、スキヤキだ 開高健著. 牛鍋からすき焼へ 古川緑波著. すき焼きの記憶 山田太一著. すき焼きが好き 村上春樹著. ビフテキ委員会 赤瀬川原平著. 世界一のステーキ 馳星周著. 肉それぞれの表情 神吉拓郎著. とんかつとカツレツ 池波正太郎著. 味噌カツ 向田邦子著. 冬でも夏でも、たんてきに、足が冷たいんである 川上未映子著. ビフテキとカツレツ 阿川弘之著. 昔のトリ 佐藤愛子著. 焼きトリ 内館牧子著. 鴨よ! 菊地成孔著. 焼肉 久住昌之著. 夕食 肉は「血湧き肉躍らせつつ」 井上荒野著. 日本風焼肉ブームに火がついた 邱永漢著. ビーフ・シチュー 檀一雄著. 血よ、したたれ! 伊丹十三著. 梅田で串カツ 町田康著. 牛カツ豚カツ豆腐 内田百閒著. ありが豚 角田光代著. 豚肉生姜焼きの一途 東海林さだお著. 長崎の豚の角煮 吉田健一著 ほか7編