贅をつくした江戸前鮨、食べるほどにたのしい回転寿司、手作りのちらし寿司、郷土のおすしなど、「すし」にまつわるエッセイ32篇。世界中から愛される寿司の真髄にふれるアンソロジー。

内容:イキのいい奴 杉浦日向子著. 二葉鮨 山田五郎著. 江戸前の握りで酒を飲む。 林家正蔵著. 江戸前鮨は江戸で食え 馳星周著. 私の鮨屋 石川達三著. 握り寿司の名人〈抄〉 北大路魯山人著. 東京すし今昔噺 種村季弘著. 鮨と少年 吉村昭著. 旅とすし 楠本憲吉著. このたび大阪 古川緑波著. 正月には飯寿司と酒だけあればいい 渡辺淳一著. 道楽寿司の奇蹟 嵐山光三郎著. 鮓が来そうな日 神吉拓郎著. お祭鮨魚島鮨 内田百閒著. 鮨のいろいろ 獅子文六著. 東京の握り鮨ほか 吉田健一著. 鮨 佐野洋子著. 回転寿司の卵焼き 川本三郎著. 十八歳の寿司 白石公子著. ぶえんずし 石牟礼道子著. かぶらずし 中谷宇吉郎著. 鮨の作り方 佐藤春夫著. おすしの神様 高橋義孝著. まぜずし 幸田文著. ごちそう革命 角田光代著 ほか7編