雲の上の図書館の主、雲の妖精・くもっぴーが、二十四節気にのせておすすめの本
をご紹介するヒョウ♪
今年の 10月8日 は「寒露(かんろ)」のはじまり。おりてくる露も冷たさを増
して、ここから秋がどんどん深まってくるぞ。
心地よい秋風に、冬の気配を感じるな。そんな冬に備えて、秋に収穫した美味しい
ものをたくさん食べて、元気をつけおくヒョウ。
みんなにも、食べものをテーマにした色んな本を特集して紹介するヒョウヒョウ。
いつの間にやら、図書館のなかに『おすすめ本棚』コーナーができてるからな、
来た人は見つけてくれよ
「ひるけ」
昼ご飯=ひるけ。仕事の合間に一息はさむその姿をおさめた写真集。
一人一人がただ食べる様子、そこから流れるてくる空気。物語が自然
と浮かび上がってくるような一冊。そして、お腹もすいてきます。
「マカンマラン」
昼間は別の顔をもち、深夜にひっそりと現れる料理店「マカン・マラン」
そこには何故か、少し疲れた大人たちが迷い込む。滋味あふれる料理と
魅力的な店主。読む側も悩みが溶かされていくようです。
「みをつくし料理帖」
舞台は江戸時代。大阪で生まれ育った天涯孤独の澪(みお)が、江戸で
切り盛りする小料理屋「つる家」。上方との味や文化の違いに試行錯誤
しながら周囲にも助けられ、困難を切り抜け成長してゆく物語。食文化、
時代考証も太鼓判。幾度ものドラマ化、映画化もされている人気作です。
「vestaNo.102:特集 食とからだ・こころ」
「食文化を楽しむ1冊」として味の素食の文化センターが編集・発行す
る季刊誌。今回の特集では食文化の研究家と人類学者が、日本と世界の
食と健康の今を教えてくれます。写真とコラムが楽しませてくれる一冊。
「きのう何食べた?:シロさんのカンタンレシピ2」
弁護士のシロさんと美容師のケンジの食卓。漫画が原作でドラマ化され
た作品のレシピ本第2弾。何気ない会話や生活、二人をとりまく人間模様。
そしてもちろん、それをつなぐ料理の数々。読んだ人、観た人それぞれが
何かふと思いをはせる…のレシピ本ですが、知らない方も楽しめます。前
半には作品のあれこれも書かれていますので、ぜひ後半のレシピと合わせ
てご覧ください。また、主役の俳優さんたちを筆頭に実力派ぞろいの豪華
な配役も必見です。
10月の館内には「食と運動」の特集棚があるぞ。
そちらもあわせて見てほしいヒョ~ウ