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9月25日は藤の木古墳の日です｡
1985年（昭和60年）のこの日、奈良県生駒郡斑鳩町の
藤ノ木古墳の第一次発掘調査で石室と家形石棺が発堀された。
世界で類例のない豪華な馬具などが出土した、我が国を代表する古墳
です｡
出土品や墓守がいたことを考えると皇族の格の高い貴人だと
考えられる｡一つの棺に二人の成人男性が葬られており､誰のお墓なのかはわかっていませんが
聖徳太子の叔父にあたる崇峻天皇ではないかと江戸時代には
言われていたそうです｡
今日の一冊は､
『飛鳥の覇者 推古朝と斉明朝の時代』(上田正昭／監修､千田稔／著)
藤の木古墳には触れられていないのですが､近い時代と思われる
飛鳥時代の日本史の謎に迫っています｡
