[BookShelf Image]:59
1969年のこの日、アポロ11号が月面の「静かな海」に着陸し、人類が初めて
月面に降り立ちました。(日本時間では7月21日早朝)
人類初の月面着陸という歴史的な瞬間は、全世界5億人を超える人々がテレビ
などのメディアを通して視聴されました。アメリカ人宇宙飛行士ニール・アー
ムストロング船長は、月面へ足を踏み出した際に発した、「この一歩は小さい
が、人類にとっては大きな飛躍である」という名言もまた記憶に残るものでし
た。
今日の一冊は、『世界はなぜ月をめざすのか:月面に立つための知識と戦略』
(佐伯和人/著)です。
アメリカのアポロ計画が終了してから40年余り、その間人類は月に行っていま
せん。世界ではいま、アメリカ、中国、ロシアなどを中心に、月の探査・開発
をめぐって激しい競争が水面下で始まっています。
世界はなぜ月をめざすのか?その答えは本書に隠れているかもしれません。