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今日は苺の日です。
全国いちご消費拡大協議会により制定されました。日付は苺の収穫が旬となる
1月中旬であること、そして「1(いい)月15(いちご)日」の語呂合わせ
に由来するそうです。
可愛い見た目からか、フルーツの中でも何かとスポットライトを浴びがちな苺。
でもそのじつ苺は、農林水産省の統計上でスイカやメロンと同じ「果実的野菜」
という野菜の仲間として扱われています。
これは、農林水産省が定める果実の規定によるもの。農林水産省の統計でい
う果実は、果樹(木本性などの永年作物)になるものと定義されているため、
茎が木に育っていかない草本性の植物である苺は、野菜の仲間として分類され
るのです。
とはいえ、野菜であろうが果物でなかろうが、苺がみんなに愛されているこ
とに変わりはありません。毎年この季節になると、スーパーでは苺の特売、ファ
ミリーレストランなどではいちごフェアが始まります。それを見るだけでなん
だかウキウキうれしくなってしまうのは、きっと私だけではないはずです。
今日は
「小さい書房」の『せかいいちのいちご』
(庄野 ナホコ/絵)を紹介します。
ふえると、へる。増えると、減る。いちごが増えて、減ったものとは。
苺のワクワク感が一緒に味える、
でもちょっと考えさせれる、子どもにも大人にもお勧めな絵本です。