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今日は「国民の祝日」のひとつ、「みどりの日」です。
「国民の祝日」とは、「国民の祝日に関する法律」により、よりよい社会と豊かな
生活を築き上げるために定められた日です。
国民みんなで祝い、感謝し、記念するための日で、それぞれに意味があります。
みどりの日に込められた意味は、
「自然に親しみ感謝し、豊かな心を育もう。」
というもの。
今日は、自然と触れ合うための祝日、というわけです。
そんな今日という日にぴったりな本を一冊ご紹介します。
『森のいのち』
(小寺 卓矢/文・写真)
アリス館
本書の舞台は北海道の森。
倒木から芽生えた若木を中心に、
森の「死と再生」を、美しい写真とゆったりとした文で語ります。
読み進めていくと、森の空気や動物たちの息遣いをすぐそばに感じ、
まるで自分がその中に立っているよう。
ひんやりとした空気、いろいろな音、命の循環。
神聖さをも感じる森の営みに、すっぽりと浸ることができる一冊です。