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今日は、日本の植物学者の父と呼ばれる、牧野富太郎が生まれた日です。
高知県佐川町に生まれました。また、この日は富太郎の生誕日に因んで
植物学の日にもなっています。
高知には「牧野植物園」もあり、昨年には直木賞作家、朝井まかてさんに
よる小説「ボタニカ」も刊行されました。そして、来春の朝ドラは、なんと
牧野富太郎さんだそうです。ますます注目される牧野富太郎氏。
今日の一冊は「まきのまきのレター」(佐々木香菜子/イラスト)この本は
プロジェクトの一環として生まれたものだそうです。
土佐和紙を使った美しいイラストと、富太郎氏の生涯を端的に追いつつも
端々にハットする文章が織り込まれています。
現在はその功績や生き方が魅力となり、多くの心をつかんでいますが、その
生涯は決して楽とはいえないものだったと感じます。今大きく花開く牧野氏を
じっくりと味わえる1冊、どうぞ手にお取りください。