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今日ご紹介する1冊は『日本の図書館建築 建築からプロジェクトへ』(五十嵐太郎・李明喜 編)です。
時代は明治にさかのぼり、長い歴史の中で建築された図書館の実例を、美しい内観・外観写真から学べる一冊です。
いつもこちらの本を読むたびに、この本を手に紹介されている全国の図書館巡りをしてみたいなぁ・・・。という楽しい想像をしてしまいます。
それは、館ごとの特徴や取り組みが、約4ページごとにスマートに紹介されているからかもしれません。
また‶フェイクニュース” をはじめとした情報過多の今日、どの世代にとっても情報リテラシーが求められています。
そのために雲の上の図書館として何ができるだろう。
自宅と職場や学校以外の、サードプレイスとしての図書館として、さらに新たなサービスが提供できないだろうか。
経済社会の進展により様々な職種においても、知識を更新しつづけていくことが求められる中、人口3,400人の町(梼原町)の図書館の役割とは?
といろいろ考えらされます。
これからも、建物の特徴を生かし、ニーズに即したサービスを提供できるよう努めたいと思わされる1冊でした。