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7(な)9(く)の語呂合わせにちなんで、喜怒哀楽といった感情表現の豊かさ
について考えることを目的とされています。
今日ご紹介する一冊は、『東京タワー:オカンとボクと、時々、オトン』著:
リリー・フランキーです。
この本を読んだのは、私が大学生の時でした。著者と同じく、芸術大学に通い
ながら慣れない土地で一人暮らしをしていました。親の苦労などその時まで
分かっていませんでした。生い立ちや人生そのものは違いますが、自分に重な
ることが多かったのを今でも思いだします。読んでいたバイト先で泣いたこと
でした。
家族について考えてこなかった人、ほとんど親孝行をしてこなかった人、さら
には人生で一番大切な人が見つからない人には、ぜひ読んでいただきたいです。