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今日8月25日はアメリカの惑星探査機「ボイジャー2号」が土星に近づいた日です。
ボイジャー2号は1977年に打ち上げされ、外惑星の木星・土星・天王星・海王星に
接近し、巨大氷惑星を訪れた唯一の惑星探査機です。
ボイジャー2号の当初の任務は土星の観測を行うことでしたが、土星観測を終えた
あとの軌道上天王星まで行くことが可能だったので、追加任務として天王星の
観測を行うこととなった。1986年に天王星、1989年に海王星の観測を終えたあと
太陽圏を離脱し、星間空間の調査任務に就いた。
2018年に太陽圏を脱出したことが判明し、今もなお飛び続けています。
ボイジャー2号は2030年頃まで通信が保たれると考えられていて、打ち上げから
45年経っていますが、未知の領域を今もなお調査し続けている惑星探査機です。
本日の1冊はこちら「惑星・太陽の大発見」(田近 英一/監)です。
本書はこれまでに見つかった惑星の写真や事実、惑星探査機により発見された
大気成分などが詳しく描かれている本です。今後人類が移り住むかもしれない
惑星があるかもしれません。一読してみては如何でしょうか