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今日は通商産業省(現:経済産業省)が制定したハイビジョンの日です。
日付はハイビジョン画面の縦横比が9:16であることに由来しています。
ハイビジョン(Hi-Vision)とは、日本の高精細度テレビ放送の愛称。
従来のテレビ放送に対して、走査線(スキャンライン)という映像信号を並べる線が
2倍以上あるため、より高精細な画像を映し出すことが可能になりました。
また、日付の由来になっている画面の縦横比(アスペクト比)も、標準だった4:3
からかなり横長になりました。これは人間の視野に合わせた比率で、最も臨場感を得
やすい視野角から決められたそうです。
ひとむかし、いえ、ふたむかしほど前まで、テレビの画面は正方形に近く、全体的に
は立方体型のような形でした。
それがワイドテレビになり、薄型になり、近頃は壁掛けやペーパー風な媒体も開発さ
れたり、テレビに限らず家電の世界は日進月歩。
久しぶりに電気屋さんで最新家電を見てまわると、実用化された最新の技術に驚くば
かりです。
さてそんなハイビジョンの日である本日は、青幻舎のこの一冊をご紹介します。
『70年代アナログ家電カタログ』(松崎 順一/著)
家電にはその時代のテクノロジーがつまっています。
70年代には、どんな技術が消費者を驚かせていたのでしょう。
この本を通して、ささやかなタイムトラベルをお楽しみ下さい。