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今日11月9日は細菌学者、野口英世の誕生日です。
日本紙幣の顔にもなった野口英世は主に梅毒や黄熱病の研究にて
ノーベル賞候補にまで名前が挙がったことで知られています。
多くの伝記を書かれている野口英世ですが、酒好きで浪費癖があったことも有名で、
渡米費用として知人から渡された500円という当時の大金を遊興で使い切って
しまったことや自身の給与がかなりの高給だったにもかかわらず、すべて使い切り、
その後必要だった渡米費用を当時の婚約者から借りていたりなどのエピソードが
あります。それでも後世に残るような研究成果を出しているため、海外の研究所など
からの評価は高く、また英世自身の世渡りの上手さなどがわかります。
そんな今日の一冊はこちら「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」(大野正人/)
です。人類にとっての大発見をした偉人たちの失敗にフォーカスを当てた本で、
野口英世や、夏目漱石、与謝野晶子などの日本人や、アインシュタインや
カーネル・サンダースなどの海外の偉人のことも書かれており、
「引きこもり」や「正直すぎて炎上」など親しみやすい言葉を使った偉人伝です。
大人でも意外と知らないことも書かれているので是非読んでみてはいかがでしょうか。