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今日12月10日はノーベル賞授与式が行われる日です。
毎年スウェーデンのストックホルムにて行われ、物理学、化学、生理学・医学、
文学、平和および経済学の5分野+1分野にて功績を残した人に授与されます。
ノーベル賞の発祥はダイナマイトの発明などで知られる、スウェーデンの発明家
アルフレッド・ノーベルの遺言に
「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。
私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、
その毎年の利子について、
前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」
と記載があったことから始まりました。
また経済学以外の5分野の指定もノーベルの遺言にあり、最初は
経済学を除いた5分野で賞の授与が行われていました。
日本人受賞者も近年増えてきました。元内閣総理大臣の佐藤栄作さんも
受賞者の一人です。
そんな今日の1冊はこちら「戦後日本首相の外交思想」(増田弘/編・著)
です。
戦後の首相、吉田茂から小泉純一郎までの総理大臣の外交に注目した本で、
戦後から近年までの外交の発展や、各総理大臣の思惑などが見て取れる内容と
なっております。