1914年のこの日東京駅が完成し、祝典がとり行われました。
今日ご紹介する1冊は『うっかり鉄道』(能町みね子著)です。
著者が独特の切り口で、全国の鉄道を気の向くままに旅した記録。
表紙には、高知の路面電車ごめん(駅の名前)行きの写真が載せられています。
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土佐電気鉄道のページを開くと「土佐は異国だと思っている。」という高知県民の私にとって誉め言葉からはじまります。
見慣れた風景を著者はスリルを持って楽しまれていたり、期待されていることと違ったことがおきたり、「そうそうそう!それが高知ながよ。」と県民心を揺さぶってくれました。
2009年~2010年にかけての旅のため、今はない建物・景色も残されています。
今の時間は、今しかないとも感じさせてくれる一冊でもあります。
高知のほかにも、北海道か沖縄まで鉄道の旅が記されています。