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日本に生息する魚の中でも身近な鮒(フナ)。
水質の変化に強く、河川・湖沼・ため池・用水路など様々な環境に対応できます。
今日は茨城県古河市のフナ甘露煮店組合が2001年(平成13年)に制定した、フナの日です。
古河市を流れる渡良瀬川ではフナが良く取れ、甘露煮が名物の一つとなっています。
フナは、コイ目コイ科コイ亜科フナ属に分類される魚で、日本を含むユーラシア大陸に広く分布しています。
全体的な外見はコイ(鯉)に似ていますが、口元にひげがないのが見分け方のひとつ。
また、コイに比べて頭が大きく、体高も高いです。
身近な魚として昔から人々に親しまれてきたフナは、なんと日本最古の和歌集『万葉集』や平安時代の『今昔物語集』にもしばしば登場しているのです。