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今日は、服飾デザイナー”三宅一生”の生まれた日です。
戦後、ISSEI MIYAKEの名で日本から世界へと羽ばたき、道を切り開いた
先駆者です。
戦後日本の服飾は、元来、美術やデザインとしての価値を見出されない
時期が長くありました。三宅氏はそのなかで、服飾の価値を向上し、ま
た男性が服飾に携わることへの無理解をものともせず、道を突き進ん
だ経歴をお持ちです。
今日の一冊は「MIYAKE ISSEY展：三宅一生の仕事」（三宅 一生,青木保
∥監修）
2022年に亡くなった三宅氏。この本は2016年に新国立美術館で開催され
た展覧会のカタログを兼ねたもの。カタログを開けば、作品の数々、そ
して、そこから立ち上る哲学が感じられます。
