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4月27日は、四(よ)2(ツー)七(な)「よいつな」から、ロープデーです。
ロープ、紐、縄、綱、様々な呼び名がありますが、これらには明確な定義は無いそうです。大体が細い順に名前をあてはめます。
日本で縄というと縄文時代まで遡ることができます。
吊るしたり、縛ったり、引っ張ったり、飾ったり・・・
綱を一本引くだけで空間だって分けることができますね!縄張りとはよく言ったもので、通せんぼやテリトリーを守ることに使っていたところから、神域を分ける“注連縄”(しめなわ)ができたそうです。古代から大事にしてきた自由自在な道具なんですね。
筆者がロープと聞いて思い浮かべるのはカウボーイの投げ縄です。
投げ縄の歴史もこれまた古く、紀元前1280年に建てられた古代エジプト遺跡には、ファラオがロープを牛に投げる絵が残されています。人間以外だと、インドの神々が死体から魂を抜き出す際に使用する“パシャ”という投げ縄を持っていたり、不動明王、千手観音、不空羂索観音などは“羂索”という縄を手にしていますね。
さて、本日ご紹介するのはコチラ!
『図と写真でよくわかるひもとロープの結び方』(小暮 幹雄∥監修)
新星出版社
お家の中からアウトドアで使えるものまで111の様々な結び方をご紹介。
荷造りの結び方、野菜の吊るし方、ペットのつなぎ方にネクタイの結び方まで!
けっこう実用的です。お試しあれ。