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インターネットが世界を網羅し、地理的な壁は格段に低くなった現代。しかし言語は世界で6900以上あるという説もあり、風習や伝統を理解しながら国際的な交流を図るには様々な課題がありますね。今から100年以上前の1899年(明治32年)のこの日、ロシア皇帝ニコライ2世の提唱でオランダ・ハーグで第1回平和会議が開催されました。
この会議には日本を含む26ヵ国が参加し、「国際紛争平和的処理条約」や「陸戦の法規慣例に関する条約」などが結ばれ、これを記念して1922年(大正11年)に国際親善デーが制定されました。日本では国際交流を通して平和を実現することを目的に、1931年(昭和6年)から実施されています。
どの団体・機関が記念日を制定したかは定かではなく、残念ながら現在の日本においてこの日にイベントなどの行事は開催されていないようです。
日本における国際親善協会の活動については、世界各地において、日本の伝統的な文化、芸能、芸術、スポーツなどの紹介を通じ、開催地域との友好親善・相互理解を図る「ジャパンウィーク」(JAPAN WEEK)を開催しているそうです。
ぜひこの機会に異文化に興味を持っていただき、より深い理解を進めたいですね。