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今日は世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊のドリーの誕生日です。

6歳の雌羊の体細胞から生まれたクローンで、今なお議論の的になっています。

 クローン技術は進歩を続けており、ドリーの誕生を機にウマやウシといった大型哺乳動物のクローンが多く生まれました。また、マンモスなどの先史時代の動物を復活させる計画も少しづつ進んでいます。 またヒトの場合反対が続いていますが、クローンが体外受精や代理母、養子そして従来の繁殖方法に加えて条件付きではありますが、新たな繁殖方法として加えられるかもしれませんね。

ただ現在の遺伝学的形質向上は、世界保健機構(WHO)による”遺伝医療に関するガイドライン” では、遺伝医学上、生命倫理上「行われてはならない」ものとして否定されています。

 

今日の一冊はこちら「ひつじのドリー」(ダーチャ・マライーニ/著 望月紀子/訳)です。 

本書はクローン問題などを題材に、風変りな登場人物たちが魅惑の冒険譚の短篇集です。

 

2024年 (令和6年)
11月26日(火)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)