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ルーヴル美術館はフランス・パリに1793年8月10日に開館し、当時はわずか
537点の絵画が展示されていただけでした。
美術館として開館されるそれ以前は、ルーヴル自体は600年ほど、王の宮殿と
して利用されていたそうです。それよりさらに前は、パリを防衛するための
要塞としての機能があったそうです。
毎年発表している世界の美術館・博物館の入場者ランキングでは、2019年で
見てみると、ダントツの1位は「ルーヴル美術館」でした。今日も、世界から
ルーヴル美術館に人は集まり、その魅力に引き込まれていることでしょう。
ご紹介する一冊は、『ルーヴル美術館の歴史』ジュヌヴィエーヴ・ブレスク/著
です。世界最高の美術館へと、時代の流れに沿って変貌を遂げ続けるルーヴル
の今日までの歩みを、多彩なエピソードと豊富な図版によって興味深く辿る。