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皆が大好きな焼肉。お好みの部位は様々ですが、特に牛タンは人気ですね。
今日は「牛(9)タン(10)の日」です。
100以上の店舗が加盟する「仙台牛たん振興会」によって、2018(平成30)年に正式に制定されました。
仙台の食文化のひとつである牛タンを多くの人に知ってもらい、よりおいしく安全に、楽しく食べてもらうことがおもな目的です。
牛タンを仙台で広めた人は「味太助」の初代店主佐野啓四郎さんだとか。
佐野さんは東京で料理の修行中にフランス人シェフが作ったタンシチューを初めて食べたことで、食材としての牛タンと出合います。
自分の店を開業した佐野さん。終戦直後の食糧難の時代でしたが、駐留している米軍が大量に破棄するタンを活用することを思いつきます。
定食として牛タンを提供するために薄切りにして塩焼きにしたところ大ヒット。
これが現在まで続く牛タンの始まりでした。